とりあえずそこ置いといて

映画化も、ドラマ化もしない何でもない日常で感じたことや考えたことの寄せ集め

春は短し目覚めよ私

春はどうも眠い。

体の周期的に眠気がガツンと来る時期にちょうど重なった今は更に眠い。

 

平日はというと、夕飯を食べてからまず寝る。数十分後に起きてお風呂に入り、その後に本を読もうとするもウトウト。結局何も手につかず寝てしまう。何の予定もない日曜日はお昼を食べた後にすぐ眠くなり、気がつくと1時間半くらい寝ている、なんてことが多々ある。眠りたいわけではないが、眠気に勝てない日々がこのところ続いているのだ。

 

眠るといえば、麻酔で眠る時のあの感覚は忘れられない。数年前、親知らずを4本同時に抜歯するために全身麻酔をした経験は、かなり衝撃的だった。まさに、眠りに“落ちる”という感じだ。吸入するタイプの麻酔だったと思うが、2回ほど深く息を吸ったところでパッと記憶が途切れた。「眠くなってきたな」と感じる前に眠ってしまっていたのだろう。例えるなら、見ていたテレビを急に消されるような感じ。そして気がつくと病室のベッドの上だった。怖いような、クセになるようなあの感覚が忘れられない―

 

寒すぎず、暑すぎない丁度よい気温の今は、心地よくてぼんやりしがちだ。陽光を感じながらウトウトするのもいいが、せっかくのいい天気なんだから、外で庭仕事をしたり、出かけたりしたいとも思う。ただでさえ短くなっている気がする春と秋。もっと存分に楽しまないと、と思ってはいるものの、眠りの誘いを断れないでいる。